この記事では、玉掛技能講習に必要な持ち物から、受講する上で遅刻を絶対に避けるべき理由までまとめています。
必要となるものは、教習場によって微妙に異なりますが、原則的に次のものを持参する必要があります。
- 受講票
- 筆記用具
- 実技用の笛
中でも受講票は絶対に忘れていけないものでして、会場によっては忘れてしまうと、受講できないことがあります。
また、時間に遅刻してしまうと、会場に入れないこともあるため注意が必要です。
比較的簡単な試験ではありますが、国家資格でもあるため、簡単に考えすぎていると、落ちる人は落ちていきます。
本記事では、玉掛技能講習に必要な持ち物について詳しく解説していきます。
玉掛技能講習の学科・実技試験に必要な持ち物【前日にチェック】
受講票
絶対に必要である理由は、本人確認をするものであり、出欠確認できたら受講票に判子を押すためです。
教習場によっては、持っていなくても翌日の提出でなんとかなることもあります。
しかし、厳しくルールを定めているところでは、即不合格となってしまいます。
他の持ち物は、最悪忘れてしまっても会場で借りることができるため、受講票だけ必ず忘れないようにしてください。
筆記用具
筆記用具は、HBまたはBの鉛筆またはシャープペンシルと消しゴムが必要になります。
講義の内容をテキストにメモすることと、マークシート形式の学科試験で使用します。
忘れてしまっても貸してもらうことができますが、講師の心証を損ねないためにも、忘れず持っていくと良いです。
実技試験で合否が微妙なラインにある場合は、講師の主観で決まっていきます。
忘れ物が多すぎて悪い意味で目立ってしまうと、最後のギリギリの決定のときに、講師が不合格の判定を下す可能性が高まります。
実技用の笛
玉掛技能講習の実技試験には、玉掛の合図を適切にすることが求められます。
玉掛の合図は、指差し確認と笛の合図が両方必要になります。
笛の種類としては、サッカーで審判が使うようなホイッスルです。
忘れてしまうと、講習の会場で通常価格の2倍位の値段で購入する必要があります。
軍手
玉掛けの実技試験のときに、ワイヤーロープに触るため必要になります。
仕事場から持ってくる人がほとんどですが、万が一忘れてしまったら、コンビニで購入しましょう。
セブンやローソンなどのコンビニであれば、ほとんどの店舗に置いてあります。
ヘルメット
ヘルメットは、貸し出しをしてもらえることがほとんどです。
なぜなら、玉掛け技能講習を受ける人の中には、仕事でヘルメットを使用しない人もいるためです。
持ち運びに不便を感じる人は、会場で借りてしまいましょう。
安全靴
安全靴もヘルメットと同じように、必ず必要となるものではありません。
なぜなら、仕事で安全靴を使用しない人で、玉掛技能講習だけ受ける人もいるためです。
革靴でもオーケーな会場はありますが、実技試験の日には一日中動き回るため、疲れにくい靴を履くことをおすすめします。
袖口・裾をとめる道具
実技試験では、袖口と裾をとめた服装が必要になります。
会場では輪ゴムを貸してもらえます。
輪ゴムを使用したくない人は、長めの靴下を履いていき、それにズボンを突っ込む形でもオーケーです。
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