この記事では、玉掛け技能講習のテストの難易度や実際の合格率についてくわしく解説しています。
不合格になる人は、ほとんどいないと言われる玉掛けの試験ですが、落ちる人は落ちるので過度な余裕を持つのは厳禁です。
他の国家資格と比較すれば、家で勉強する時間を持たなくても合格できるので、簡単といえるかもしれません。
しかし、別の言い方をすると、ぶっつけ本番を意味することでもあります。
適当に受講していれば、普通に不合格になりえます。
とはいえ、真面目に取り組めば難しいテストではないですし、実際の全体の合格率は95%を超えます。
そこで本記事では、玉掛け技能講習のテストに不安がある方を対象に、一発で合格するために必要なことをくわしくお伝えしていきます。
玉掛け技能講習のテストは難しい?実際の合格率は95%以上
真面目に受講すれば難しいテストではない
繰り返しになりますが、しっかり講師の話を聞き、主体的に受講できれば、めったに不合格となりません。
講習の場所によって、合格率が変わるのは事実ですが、真面目に受講した人はほぼ全員合格します。
なぜなら、玉掛け技能講習のテストは、そもそも落とすための試験ではないためです。
しっかり講習に臨んだうえで、合格点に足らなかった人は、再試験のチャンスが与えられます。
また、最終的には講師の主観により合否が判定されますので、多少のミスであれば見逃されることもあります。
筆記試験と実技試験の両方に合格する必要
玉掛け技能講習に合格するためには、筆記試験と実技試験の両方をパスする必要があります。
それぞれ、6割の点数を取ることが必要でして、少し点数が足らないと再試験となります。
最初のテストで5割を取ることができなかったら、再試験の機会が与えられず、即不合格となります。
特に実技試験は、厳しい講師にあたってしまうと、再試験がないことがあります。
その場合には、1回の本番の試験で合否が決められます。
不合格者は、受験料を払いなおし、別の日程でいちから受講しなおす必要があります。
落ちる人は落ちるので油断は禁物
合格率は95%以上と聞いて、油断するのは禁物です。
繰り返しになりますが、真面目に受講しないと落ちる可能性が高くなります。
とはいえ、しっかり講義を受けている人でも、落ちる人は落ちるのも事実です。
3日間の講習の内容ですが、国家資格であることに変わりはありませんので、点数に達していないと不合格となります。
試験本番で緊張し過ぎたり、ミスを引きずり過ぎりたりする人は、真面目に取り組んでも不合格になることもあります。
実技試験では焦らないことが最も重要
玉掛け技能講習に合格する上で大切なことは、いくつかあります。
中でも最も重要なことは、試験本番で焦らないことです。
試験の内容自体は、半日以上使って練習するので、身体で覚えることができます。
不合格になる人に共通するのは、緊張感と焦りから、自分では考えられないようなミスをしてしまうことです。
確かに、他の受講生が見守る中で実技試験の内容をもくもくとこなしていくのは、かなり緊張してしまいます。
ほどよい緊張感を保てれば良いのですが、慣れない場ですので、無理もないことです。
普段の生活で緊張しにくい人であれば、簡単に合格できる試験ともいえます。
本番で真っ白になったら深呼吸を
本番で緊張し過ぎて、不合格になるのを防ぐための方法をお伝えします。
対策方法としては、本番で少し焦りを感じたら、一度深呼吸する時間を作ると良いです。
試験本番では、制限時間がありますが、時間にかなり余裕があります。
頭が真っ白になりそうになったら、一度立ち止まって呼吸を整えても、全く問題になりません。
焦りがミスを呼び、ミスがさらに大きな失敗につながります。
たった一回でも深呼吸できたら、かなり落ち着きを取り戻すことができて、スムーズに実技試験をこなしていくことができます。
【こんな記事も読まれています】▽