施工管理の体験談 PR

【地獄】施工管理はやばい。大手ゼネコンを1年半で辞めた体験談

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今現在、建設業で施工監督として働いていて、仕事に消耗している人向けです。

施工監督は、日本で最も過酷な仕事のひとつです。

やりがいはとても大きいです。しかし、職人さんから罵声を浴びさられ、お客さんからの要望との板挟みになり、抱えきれないストレスを抱えることになります。

筆者は、大手ゼネコンで施工管理として働いていましたが、抱えきれないストレスで体調を崩し1年半で転職をしました。

現在では、メーカーのホワイト企業で、18時には会社から帰宅しています。

そこで本記事では、施工管理として働いていたときの思い出したくもないエピソードから、建設業界を辞めた方が良い人の特徴まで解説していきます。

【地獄】施工管理はやばい。スーパーゼネコンを1年で辞めた体験談

入社して分かった施工管理の地獄

施工管理の最大の難点は、拘束時間の長さです。

若手は現場に早く到着して、上司と帰るタイミングを合わせることが求められます。その結果、拘束時間が12時間を超えるのがスタンダードです。

上司の多くはワーカホリック(仕事中毒)でして、深夜まで働くのが普通です。

また、天候や段取りが悪くて工程に遅れが出ると、12時を回って帰宅するのが当たり前になります。

入社した早々に、長期的な休みをとるのが実質的に不可能な業界で、プライベートの時間を大幅に犠牲にする覚悟が必要となることを覚悟しました。

メンタルを病んだエピソード3つ

施工管理として働く人には、メンタルを病んで向精神薬を服用している人がたくさんいます。

人、モノ、金が信じられない規模で動き、施主からの納期のプレッシャーが重くのしかかるため、精神がおかしくなっても不思議ではありません。

私がメンタルを病んだのは、すでに心を病んでしまった上司からの終わらない説教と、当たり前のように理不尽を受け入れる現場の雰囲気に耐えられなくなったためです。

ワーカホリック上司の鬼詰め

ワーカホリック気味の上司からの説教は、メンタルが崩壊しそうになるまで続きました。

一度スイッチが入ると、最低でも1時間くらい説教が終わりません。

上司が延々と怒り続ける理由は、非常にシンプルでして、新人より強いストレスにさらされているためですです。

休みが取れなくて解消できないストレスは、部下に向けて怒鳴り散らすことで発散しているのです。

最終的に、罵声を浴びせられ続けることで、一時的に耳が聞こえにくくなりました。(突発性難聴との診断が下る)

クロをシロとする現場の雰囲気

建設業界で働きはじめて一番ショックを受けた出来事は、仕事がかなりずさんなことです。

人材不足が拍車をかけて、建設業界全体のレベルが低下しています。

その中で、クロをシロとする雰囲気が横行して、皆で黙することが義務付けられています。

クロをクロと言ってしまったら、工程に大幅な遅れが出て、大量の赤字を垂れ流すことになるためです。

『進んでも地獄、引いても地獄』なのが、施工監督として働く者が抱えるジレンマです。

仕事を丸投げされる

建設業界は、深刻な人手不足です。

誰もが忙しく、どこから手を付けてよいか分からない仕事を急にふられます。

聞ける人もいない状況だと、自分の責任で実行していくしかありません。

とはいえ、失敗すると怒鳴り散らされ、なぜ聞かなかったんだと詰められることに。

特に建設業界では、人に聞かずに自分でやれと言っておいて、自分の判断で実行したら怒鳴り散らす理不尽な人が大勢います。

もちろん、優しく丁寧に教えてくれる髪のような人もいますが、絶対数が悲しすぎるくらい少ないです。

理不尽な上司と接するうちに、ストレスで十分に眠ることができなくなり、体調を崩すまでに至りました。

施工管理を辞めたいなら早めの行動がベスト

私は1年施工管理として働いた後に、半年かけて転職活動をしてホワイト企業へ転職しました。

入社前と入社後のギャップが大き過ぎるため、長くは続けられないと考えていました。

とはいえ、どうせ会社を変えるつもりなら、早ければ早いほどよいと考え、ちょうど1年たった直後に転職活動をはじめました。

この判断は、今振り返ってみると最良の選択でした。

若さは最強の財産です。

キャリアを転換するのであれば、早め早めの行動がベストです。

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