施工管理の体験談 PR

施工管理を半年で辞めるのは大丈夫。5ヶ月で辞めた体験談から転職先まで解説

記事内にプロモーションを含む場合があります

『新しく施工管理として働き始めたけれど、もうすでに限界に近い』

『我慢しながら働き続けても、よくなる未来が想像できない』

『入社前に聞かされていた条件と全然違う』

施工管理として働き始めた人の中には、ブラック求人に騙されてしまいながらも、スグに辞めることができなくて、心身を壊してしまう人がいます。

私は大学を新卒で卒業して、施工管理として働き始めましたが、『5ヶ月』で会社を辞めました。

今は、建設業界とは全く異なる職場で働いていて、以前より仕事もプライベートも充実しています。

そこで本記事では、私が施工管理を半年で辞めた理由から、すぐに辞めても大丈夫な理由までお伝えします。

この記事を読むことで、我慢し続ける理由がないことがわかり、新しい未来を切り開くための具体的なステップも理解できます。

【体験談】施工管理を半年で辞めた5つの理由

私は半年で仕事を辞めています。

ですが、もう少し正確にいうと、3ヶ月目の6月くらいから辞めることを真剣に考え始めました。

最初はスグに辞めたら職歴に傷がつくので、3年は我慢しようと考えていました。

ですが、毎日限界を超えた量の仕事が降ってくるし、休みも全くとれないので、3年は無理だと思うように。

最終的に気持ちが切れてしまって、8月で会社を辞めることにしたのです。

ずっと続けるのが無理だと感じた理由について、以下から具体的にお伝えしていきます。

暴言・暴力がある職場で働きたくない

私が新卒で入社したのは、大手と呼ばれるゼネコンです。

表向きのイメージはクリーンです。

ですが、一部の現場では、モラルの欠片も存在しませんでした。

悪い言葉が当たり前のように飛び交い、誰かが暴力を振るわれるのを見たこともあります。

同期は椅子を蹴っ飛ばされていました。

私は目をつけられないように、我慢して長時間残業を続けていました。

ですが、ビクビクしながら働くことで、将来がとても不安な気持ちになり、睡眠も浅くなることに。

このままおびえながら働き続けても、いつか身体を壊すと感じて、半年で辞めることを決めました。

上司のパワハラがひどすぎるケースでは、弁護士に問題の解決をお願いするのもアリです。

損害賠償請求ができますし、悪質な場合は刑事告訴もできます。

同時に、支払われていない残業代を、きっちり請求することができます。

弁護士費用は高いと思われがちですが、初回(30分無料)となっている事務所がたくさんあります。

>>【労働問題弁護士ナビ】

入社前に伝えられていた条件と違う

私がブラック企業を見つけたのは、大手の就職サイトです。

建設業界に憧れを持っていて、休みも100日以上とれると、求人に記載がありました。

面接で条件を聞いても、『時期によって異なる』と、曖昧な答えをされていました。

施工管理なんだから、少しくらい休みが少なくても仕方ないと、思い込むように。

ですが、フタを空けてみると、年間で休める日数は多くて50日くらい。

少し上の先輩でも、40日くらいしか休みをとれていませんでした。

求人にウソを平然と書いていく会社に対して、信頼感を失ったのが辞めた理由のひとつです。

上司や少し上の先輩を見ると希望が持てない

私が働いたのは半年ですが、上司を見ていると、将来への希望が持ちにくくなりました。

多すぎる仕事量で疲れて切っていて、プライベートの時間もとれず、本当につらそうに見えていました。

もちろん、楽しくやっている方もいましたが、ほんの数人です。

やはり施工管理は、向いている人と向いていない人がはっきり分かれていると感じました。

おばけのような体力があって、鋼のようなメンタルを持った人しか、施工管理の仕事はつとまりません。

朝早いし、忙しい。残業代もあまり出ない

施工管理の仕事は、朝早くから始まり、夜遅くまで残業を続けるため、とても忙しいです。

仕事内容が現場を監督する立場であるため、ある意味仕方がありません。

ですが、残業代が支払われないとなると、なんのために働いているかわからなくなります。

お金をもらうために仕事に行くのだから、残業代が出なかったら働く意味がなくなってきます。

『施工管理だから残業は仕方ない』といった雰囲気がありますが、残業代が支払われないこととは分けて考えるべきです。

建設業界独特の人間関係になじめない

建設業界の雰囲気は、一言でいうと『体育会系』です。

ほかには、酒・タバコ・女・パチンコでしょうか。

もちろん、上記をひとつもやらない人もいますが、全部好きな人も多数見受けられます。

これらが嫌いな人にとっては、建設業界で働くのが地獄になります。

また、話も合わなくなるので、人間関係を構築していくのにもストレスを抱えやすくなります。

私は、これらの建設業界の独特な雰囲気に慣れなかったし、慣れたくもなかったので、業界を去ることを決めました。

建設業界に嫌気が差したら仕事を変えよう

入社して半年ですが、下記にあてはまる人は、職場を変えてみるのもアリです。

 

  • 職場に暴言・暴力が存在する
  • 入社前に聞いていた条件と全く違う
  • 上司や先輩を見ていて、なりたい姿とは思えない
  • 労働時間は長いけど、残業代が出ない
  • 建設業界の人間関係が苦手

 

世の中には、コンプライアンス意識がしっかりした会社がたくさんあります。

また建設業界は、これからさらに人手不足が進むので、ひとり当たりの仕事量が減っていくことはありません。

加えて、建設業界そのものが縮小傾向にあるため、給料が上がっていく好材料を見つけにくいです。

世の中には、いろんな業界があって、働く時間や給与体系がしっかりしている会社もたくさんあります。

そのため、我慢しながら建設業界で働き続けることに意味はありません。

もっと楽で、そこそこ稼いでいける会社で働くことを選びましょう。

半年で辞めても本当に大丈夫?

施工管理をすぐに辞めようと考えている人は、辞めた後に仕事が見つかるか不安だと思います。

特に、短期離職がネックとなって、面接に受からないのではないかと。

ですが、大きな心配をする必要がありません。

なぜなら、面接の担当者は、『施工管理のブラック労働』について、少なからず知っているためです。

通常の面接だと、退職理由とか転職理由を深堀りされるのですが、施工管理だと辞めた理由が伝わりやすいです。

もちろん、良い転職をするには、転職理由や志望動機をしっかり固める必要があります。

同時に、転職エージェントを使う上での注意点も知っておく必要があります。

以下の記事では、施工管理を辞めるときに、転職エージェントを正しく使う具体的な方法をまとめています。

今スグに決断することが最も大事|決断を後回しにすると辞めれなくなる

今スグに会社を辞めるのは、抵抗がかなり強い人が多いはず。

ですが、保留を続けておくと、辞めるときに強い引き止めにあったり、引き継ぎが大変になってしまいます。

仕事を続ける期間が長くなるほど、次へのステップにスムーズに移行できなくなるのです。

将来的に辞めることを決めているのであれば、すぐに決断したほうが、キャリアを変えるのにスムーズです。