上司にアスペルガー症候群の疑いがあり、職場でストレスに悩まされいる人向けです。
アスペルガーの定義は、精神医学的には、非常にあいまいなものです。
そのため、正式に診断されていない大人が一定多数存在し、大人のアスペルガーが問題となっています。
職場の問題として、アスペルガーの人が上司になると、部下は悲惨な運命をたどることになります。
彼らの特徴には、話が噛み合わず意思疎通ができなかったり、変なこだわりが強いことがあります。
そのため、気楽に仕事の相談ができなかったり、見えない地雷を避けるのにいらない神経を使うことが必要になります。
そこで本記事では、アスペルガー上司の特徴から、ストレスを溜め込まないための対処法まで解説していきます。
【対処法】上司がアスペルガー|話が通じなくて「こだわり」が強い
アスペルガー上司の特徴
最も大きな特徴としては、話が通じなくてこだわりが強いことがあります。
何を言っているのかわからないということがよくあり、じっくり聞いてみると、本質からかけ離れた話をしていることがあります。
彼らは、話の文脈を理解するのが苦手であるため、前提となる事実を事前にしっかり伝えておく必要があります。
また、アスペルガー上司には、変なこだわりが強くて、どうでもよい小さな点を指摘されることがあります。
例えば、モノの置き方の微妙な位置関係だったり、理解できない仕事へのダメ出しがあります。
話が通じなくてこだわりが強いため、仕事に支障をきたしたり、地雷を避けるために余計な神経を使うことになるのです。
アスペルガー上司の対処法
アスペルガー上司からのストレスを最小限にするためには、話をまともに聞きすぎないこととが大事です。
また、変なこだわりを指摘されたとしても、意見をしないで素直に受け入れるフリが重要です。
結局の所は、アスペルガーの本質は脳の器質的な欠陥にあるため、行動を矯正しようとするのは無駄な労力なのです。
他人を変えることは、自分を変えるよりも難しいことです。
この一見受け入れがたい事実を理解できると、上司への見方をガラリと変わっていきます。
以下から、話をまともに受け取らないで、聞いたフリをする重要性について、くわしく解説していきます。
話をまともに受け取らない
話をまともに受け取り過ぎると、ストレス過多になりメンタル不調の原因となります。
共感力が高い人であれば、アスペルガー上司の考え方も理解できるようになります。
とはいえ、常識外の認識を受け入れ続けると、自分の感覚も崩壊していくことに。
変わった上司に適応できたとしても、仕事の面で評価されるわけではありません。
「大変そうだなと思われるくらい」だけでして、それで社内における高評価へはつながらないのです。
上司に精神的に殺されないためには、同じ組織の人間として、仕事は仕事と割り切って接して、話をまともに受け取らないことが重要です。
変なこだわりは受け入れるフリをする
意味不明なこだわりを押し付けられても、反発しないで素直に受け入れるフリをするべきです。
なぜなら、アスペルガー上司にとっては、変なこだわりが必要なものと心の底から信じ込んでいるためです。
そもそも、変なこだわりには明確な理由がなく、理由を尋ねても回答は返ってきません。
反発しないで受け入れるフリをして、上司に言われたとおりにするのがベストな選択です。
同じ土俵で争っていても、相手の価値観が真逆である場合は、自分が消耗するだけです。
「負けるが勝ち」という言葉があるように、理不尽な要求に対しては、反発しすぎないことも、ストレスをためない重要なコツ時になります。