上司が働かなくて、近くにいるだけでイライラする人向けです。
日本はサラリーマンを簡単に解雇できません。
このルールを盾にして、全く働かずに周囲のモチベーションに負の影響を与え続ける人は、残念ながらほとんどの職場に存在します。
仕事があまりできなくても、上司という立場があるため、直接注意しにくい問題があります。
また、誰かに相談しようとしても、職場内での立場が悪くなるリスクがあります。
働かない上司にストレスを抱えて苦しんでいる人には、いくつか対処法があります。
最も有効なことは、働かない上司に対して無関心を貫くことです。
それでも余計な言葉が飛んできたり、存在するだけで邪魔に感じるのであれば、ダメージを受ける覚悟で告発する方法もあります。
そこで本記事では、働かない上司の特徴から、職場のストレスを軽減する方法を解説していきます。
上司が働かない|仕事のやる気がない上司の特徴と対処法まで解説
働かない上司の特徴
働かない上司には、いくつかパターンがあります。
そもそも仕事がなかったり、時代の変化の波についていけず、価値がない仕事をやっているパターンが非常に多いです。
目の前の現実をしっかり受け取ることができず、仕事に対して無関心になることで、己のスキルの低さから目を背けているといえます。
あるいは、仕事へのモチベーションがゼロに近くて、死んだように時間を過ごすことをなんとも思わない上司もいます。
また、健康状態が良くなかったり、前日に深酒をしていて脳がしっかり働いていないパターンも。
共通しているのは、プロフェッショナル精神がなくて、周りに悪影響を与えていることに自覚的でないことです。
仕事をしない上司への対処法
やるべきことをやらない上司や、職場のお荷物的な人が、自分の近くにいると大きなストレスになります。
人間は環境に大きく影響されるものでして、マイナスな雰囲気を放つ人物がいると、自分も悪影響を受けてしまいます。
また、仕事をしない代わりに、周りに余計な提言だけをする老害的な人は、かなり厄介な存在になります。
そこで、職場のガンともいえる上司からのストレスを低減する方法を、以下から解説していきます。
無関心で接する
最も有効な対策は、無関心を決め込むことです。
正確に表現すると、働かない上司を見てマイナスな感情がわきそうになっても、すぐに気持ちを切り替えるメンタリティを持つことです。
赤の他人に対して怒るのは、エネルギーがいることです。
自分にとって価値がない人間に対して、反応してしまった時点で、損をしていると考えるのです。
何か挑発されても、決して相手の態度に反応しないことが大事です。
同じ土俵で戦うことだけは、必ず避けたほうがよいといえます。
上司の上司に告発する
毎日仕事をしていない上司と接していると、近くにいるだけでストレスを感じやすくなります。
特に、自分だけが忙しいときに、のんびりした上司を見ていると、仕事に協力してくれてもよいのにと強く思います。
そのため、我慢の限界が続き、ストレスで身心に不調をきたすようであれば、告発するのもアリです。
とはいえ、告発する方法は、慎重に考えるべきでして、場合によっては意味がないケースもあります。
なぜなら、あなたが抱えている不満は、他の社内の人も持っているものでして、すでに職場で問題となっていることが多いためです。
それでも我慢の限界に達したならば、上司の上司に告発してしまい、改善を求めましょう。
ダメージを負う覚悟で潰す
働かない上司を告発したり、直接何らかの形で改善を要求する場合は、自分もダメージを負う覚悟が必要です。
なぜなら、人が人を攻撃するときは、ダメージを与えた瞬間に返り討ちになるリスクが最も高くなるためです。
他人を変えるのは、自分を変えるよりも難しいことなので、相当な覚悟が必要になるといえます。
そのため、文書を使ったり、権限を持つ人に対して改善要求を求めたりするのがベストといえます。
しかしそれでも状況が変わらないのであれば、ダメージを負う覚悟で、直接改善を要求してみるべきです。