上司が発達障害(アスペルガー症候群)で、職場でストレスを抱えている人向けです。
大人になってから発達障害と診断される人は、非常に多いです。
なぜなら、学校教育では、決まったルールに基づいて行動していれば、発達障害が目立たないためです。
社会人になり、状況が次々と変化する職場で働き始めることで、仕事についていくことができず、そこではじめてアスペルガーを自覚する人が増えてきてます。
とはいえ日本の会社は、サラリーマンをクビにできないですし、アスペルガーにも向いている仕事があるため、中には昇進をする人もいます。
しかし、発達障害の上司の下で働く部下になる人は、悲惨な状況が待ち構えています。
何気ないコミュニケーションがスムーズではなく、細かくてどうでも良いと思える点を指摘され続け、ストレスが蓄積することに。
そこで本記事では、発達障害(アスペルガー)上司の特徴と、ストレスを抑える方法まで解説していきます。
発達障害(アスペルガー)上司の特徴
言葉が通じない
アスペルガー上司のコミュニケーションの特徴は、話していることのピントがずれていることです。
頭脳のレベルによる違いというよりは、同じ話をしているはずなのに、なぜか見ている方向が異なってしまう感覚に近いです。
常人と全く異なる世界観を持っているため、仕方がない面もあります。
彼らは論理的な思考力が強い人は多いですが、重要だと考える価値基準が、普通の人とは異なるのです。
そのため、話の流れをぶった切るような会話をしたり、雑談を始めてもうまく噛み合わないことが多いです。
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細かい点を気にし過ぎる
アスペルガー症候群の人には、独特なこだわりがあり、普通の人が気にならない細かい点をとても気にすることがあります。
神経質な人との見分け方は、かなり難しいといえます。
とはいえ、こだわり理由を尋ねてみて、全く理解できない場合には疑ってもよいです。
アスペルガーの人の世界の捉え方は、常人と全く異なるため、全く共感できないこだわりをもっていることが多いといえます。
発達障害(アスペルガー)を持つ上司への対処法
発達障害の上司を持つ人の最大の悩みは、コミュニケーションがスムーズにいかないことです。
理解できない指示を出されたり、何を言っているかよくわからない場合、話しているだけでストレスがたまっていきます。
指摘しようとしても、上司の内面に対するダメ出しになるため、周囲の人は注意できません。
中には、一緒に働き続けることで、メンタルが不調になる人も。
そこで、アスペルガー上司から受けるストレスを最小限に抑える方法を解説していきます。
コミュニケーションは具体的に
話が通じない場合は、あらかじめいくつか前提を共有して、なるだけ具体的になるべきです。
なぜなら、彼らは常人と全く異なる世界観で生きているため、そもそもの前提が異なることが多いためです。
背後の文脈をしっかり共有することで、スムーズなコミュニケーションが可能になります。
たとえ会話が一回で通じなくても、感情的にならないことが大事です。
怒ることに対してはエネルギーが必要なものでして、活力を奪われ続ける原因となります。
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⇒上司と話したくない|それでも無視してはいけない理由と対処法を解説
話をまともに受け取らない
アスペルガー上司のどうでもよい変なこだわりは、仕事に影響がでないのであれば、聞き入れるフリをするべきです。
なぜなら、まともに受け取ってしまっても、ポジティブなことは何ひとつないためです。
受け流す力と聞かない力が大事でして、同じ土俵で争わないことが重要と言えます。
上司が話す内容に対して、何か反発してしまうのも避けるべきです。
理不尽な内容で怒られると、つい反発してしまいがちです。
しかし、上司が話す理不尽な内容は、アスペルガーの気質が原因で、彼らなりの正義があるためです。
上司と部下という立場は守りつつも、心のなかでは軽くスルーしていくことに、全力をそそぐべきといえます。
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