怒鳴る上司にストレスを感じている人向けです。
職場に、こんな困った上司はいませんか?
・忙しくなると怒りっぽくなる
・声が大きく、小さなことで説教を始める
・怒鳴ることで部下の行動を支配しようとする
皆の前で怒鳴られると、萎縮してしまい職場での居心地が悪くなることに。
萎縮してしまう時間が増えることで、仕事への自信を失っていきます。
最終的に、好きな仕事でもモチベーションをもって取り組めなくなり、プライベートまで悪影響が出てきます。
そこで本記事では、怒鳴る上司の特徴と心理から、萎縮してストレスためこまない方法まで解説していきます。
「怒る」と「叱る」の違いが分からない上司
上司が部下を指導するときは、怒るのではなく叱ることを意識する必要があります。
怒りの感情にまかせて、怒鳴り散らしていい理由は、どこにもありません。
仕事の教育上の指導であれば、なおのこと。
しかし怒鳴る上司は、両者の区別がついていません。
あるいは、部下を叱った経験がなくて、怒ることでしか指導できないことも。
精神年齢が幼いまま大人になった人間は、感情をコントロールできずに、部下を怒鳴って支配しようとします。
周りから白い目で見られていることにも気づかず、自分が正しいことをしていると信じ込んでいます。
怒鳴るパワハラ上司の特徴
恐怖で部下をコントロールしたい
怒鳴る上司の中には、意図的に大声を出している人間もいます。
なぜなら、上司という立場で怒鳴り散らすことは、部下を動かす上で最も簡単な行為であるためです。
部下の心は、長期的に見ると必ず上司から離れていきますし、若手が離職する原因になります。
しかし、短期的な視野しか持てない上司は、目の前の部下を道具のように扱い、恐怖でコントロールしていくことに罪悪感を感じません。
意図的に怒鳴っているため、精神年齢が幼い上司とは異なり、やり口が陰湿なパターンが多いです。
最悪な上司の中でも最もたちが悪く、部下となった人間がほとんど全て病んでいきます。
ストレスを部下にぶつけているだけ
部下を怒鳴るタイミングは、仕事にストレスを抱えているときがほとんどです。
仕事に余裕があり、ストレスから解放されているときは、反対に気持ち悪いほど優しくなることも。
感情の起伏がコロコロ変わるため、部下は上司に振り回され続けます。
このタイプの上司は、精神年齢が幼くてメンタルが弱く、己の感情をコントロールできないのです。
ストレスがたまると、攻撃しても言い返さない部下を狙って、怒鳴り散らすのです。
弱い人間をピンポイントで狙っており、極悪人と同レベルの低人格の持ち主といえます。
怒鳴る上司に萎縮するときの対処法
きぜんとした態度をとる|目を真っ直ぐに見るのが大事
怒鳴る上司は、萎縮する部下を見て、さらに怒りの感情に火がついていきます。
なぜなら怒鳴る上司は、部下を恐怖でコントロールするつもりであるためです。
弱気な態度を見せてしまうと、恐怖によるコントールに成功していると勘違いさせてしまうことになります。
そのため、怒鳴られてもきぜんとした態度をとることが最も大事です。
きぜんとした態度をとるためには、上司の目を真っ直ぐに見るとよいです。
普段は心理的に立場にいる上司は、部下に黙って目を見すえられると、冷静さを取り戻して大声を出さなくなります。
無関心な態度で向き合う|何を考えているか分からないキャラを作る
怒鳴る上司に対しては、表面上でも内心でも無関心を貫くべきです。
例えば、世間話を振られても適当にあしらい、振られた仕事もできるかぎり断るべきです。
賛否両論のある意見ですが、メンタルを病んでしまう前に、非常手段を取ることは必要です。そもそも、怒鳴る上司が100%悪いです。
めちゃくちゃ怒られる期間もありますが、関心がないことを示し続けることで、距離が離れていきます。
『何を考えているか分からないキャラ』を作れたら最強です。
上司が投げかけるものに対して、全て受け流していき、とらえどころのない印象を与えるのです。
怒鳴る上司にすれば、怒鳴り散らしにくいタイプになり、八つ当りの標的から外れることを期待できます。
→【実践的】パワハラ上司との付き合い方|状況別の具体的な対処法を全解説