職場の上司が臭くて、仕事に集中できないほどのストレスを抱えている人向けです。
他人の口臭は、指摘しづらいものですよね。。ましてや、自分の上司となれば、余計に言い出しにくいものです。
臭いにもいくつかパターンがあります。内臓が腐ったような臭いをしていたり、中高年の加齢臭や風呂に入っていない人間の汗の臭いまで。
空調がよく効いている職場では、少しだけ臭いが軽減されますが、そうでない場合は地獄です。
特に、夏場と冬場は臭いがひどくて、ストレスと吐き気で仕事になりません。
そこで本記事では、職場で悪臭を放つスメルハラスメント上司の特徴から、良好な職場環境を取り戻すための対処法まで解説していきます。
臭い上司の特徴とは【スメハラ上司】
生活習慣が悪く太っている
メタボの中高年は、にんにくなどの刺激臭があるものをつまみに、ビールで胃に流し込むのが好きです。
そうでなくても、肉や油など体臭の原因となりやすいものを好み、実際に太っていくことで、信じられないほどの悪臭を放ちます。
太っている人間は、過去に悪臭を放っていたことを指摘されたことがあるため、自分の臭いには敏感です。
とはいえ、デブであるがゆえに、悪臭を放つのを止めることができない悲しい現実があります。
加えて、デブ特有の自己認識の甘さから、自身の放つ悪臭について、他人への害を過小評価しがちです。
一人暮らしで臭いを指摘する人がいない
職場で悪臭を放つ人のほとんどは、自覚がありません。
自覚がない人のほとんどは、男の一人暮らしが多いです。
プライベードで注意する人間が誰もおらず、職場でも中途半端に職位が高いため、誰からも指摘されないのです。
正直、このパターンが一番厄介です。
一人暮らしの部屋自体が悪臭を放っているため、本人に改善する気があっても、あまり効果が表れないこともあります。
加齢臭
中高年の放つ加齢臭をかぐと、とにかく気分が悪くなります。
さまざまなメディアで何度も取り上げられているせいか、中高年のほとんどは、加齢臭を気にしています。
加齢臭は、自分の素の臭いであるため、他人に指摘されないとわかりません。
そのため、気にし始めるきっかけは、気心が知れた友人や、家庭で嫁や子供に指摘されることが多いです。
一方で、一人暮らしの悲しき中年のおっさんは、加齢臭に気づきにくいことになります。
その結果、いつまでも加齢臭を放ち、職場で厄介者扱いされる人が野放しになるといえます。
スメハラ上司への対処法
同僚と一緒に上司の上司に相談する
職場で悪臭を放つ上司には、同じチームの同僚と上司の上司に相談すべきです。
なぜなら、臭いに深刻に苦しんでいるのは、あなただけではないためです。
チームの問題として提案したほうが、深刻さ伝わりますし、職場全体の問題として提起できます。
悩んでいる人間が近くにいるのであれば、職場の問題として改善を要求してみるべきです。
注意書きが貼られたケースも|直接の指導は難しい
人に対して悪臭を放っていることを指摘するのは、たとえ職場全体の問題となっていても、難しいものがあります。
なぜなら、大人が大人に対して、基本的なマナーを指摘すること自体が恥ずかしいためです。
また、指摘する立場の人間が、逆恨みされるリスクを恐れることも関係しています。
その結果、ほとんどの職場では、臭い上司に直接指導が入ることはありません。
私の職場では、社員が目を通す廊下の掲示板に、悪臭を放つ人間がいることをやんわり指摘する文書が貼られたことがありました。
配置転換を希望する
『上司が臭い』問題は、じつは非常に根深い問題でもあります。
なぜなら、今現在苦しんでいる人がいるということは、裏を返せば、もっと前から悪臭を放ち続けていた可能性が高いためです。
上司が職場にいる期間だけ、問題が放置されているともいえます。
少し様子を調べてみて、昔からの問題となっていることが分かったならば、臭いを理由に席替えや配置転換を相談してみても良いと考えます。
スメルハラスメントの深刻がようやく周知されてきていているため、上司へのしっかりとした指導を要求しても、そこまで角が立たたないものです。
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